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良い建築を作るために

設計者との出会い

設計者との出会い

建築は建主とその意をくんだ建築家(設計・監理者)、そして施工する業者との三位一体の結果です。 作風の確認とテーマの伝達、そして十分な意見の交換をし、納得した上で依頼しましょう。

建築家の仕事と責任

建築家の仕事と責任

設計とは建主のアドバイザーとして構想を具現(設計図)し、施工業者の技術的監理とお金の管理が主な仕事ですが、 将来を見越したデザイン・設計と周辺環境への気配りを怠らないことも建築家の仕事でもあり責任です。

進歩する医療機器に対応できる設備計画

進歩する医療機器に対応できる設備計画

住宅・ビルの建築に限らず建築の施工は、完成ではなく赤ちゃんの誕生と同じです。 大切に使い、時にはきれいにし、エネルギーの補充をしましょう。




構想から設計・工事の流れ

構想から設計・工事の流れ

設計料や支払時期については、早い段階でお互いに確認しましょう。

納得できる医院設計には密接な打ち合わせが欠かせません。
お互いが納得いくまで話し合い、詳細な仕様の確認を行うことが大切です。
実作業が始まる段階から、設計料が発生します。
支払い時期は段階ごとに複数に分かれます。

設計会社との設計契約と施工会社との工事契約があります。

建物に応じた施工会社を選定し、実施設計図により見積もりを依頼します。
見積書を充分に審査の上、最も適切と判断する会社に工事を依頼します。
工事金額が確定したら工事契約となります。
契約では支払い条件や工事期間が明記され、一般的に3回位に分けて支払います。




癒しの空間創り

はじめに

イメージ図

日本経済の構造不況は各分野に大きな打撃を与えています。成長期から成熟期への過渡期の現象として真摯に受け止め、いち早く対策を立てるのが懸命と思われます。
日本人にとって初めての経験であって「そのうちなんとか成るだろう!」が10余年も経て、未だに先が見えない有様です。
医療の世界も例外ではなく、それどころか診療報酬が下げられると言う医療界始まって以来の改革が行われました。この大変動をいかに乗り切るかはドクターにとって頭の痛いところと思います。
この状況を踏まえて、施設の設計をする立場から「他医院との差別化を視野に入れた・これからの医療施設つくり」を提案しています。
医師とコ・メディカルスタッフの働きやすさも当然ですが、最近では患者が受ける医療施設の満足度や快適性も無視出来なくなって来ています。
私たち建築家がお手伝いする範囲が広くなって来ているとも言えます。それだけ責任と喜びも大きい仕事だと思っています。

「癒しの空間」それは光・水・色・音・緑・風のコラボレーション

無味乾燥で薄暗い廊下の長椅子で順番を待つ患者、家族の手術が終わるのを待つ不安な時間、これは映画の世界ではなく誰もが一度や二度の経験があることと思います。
こんな時希望や勇気の出る空間なんて有りはしない。“現実”は冷たく無表情です。しかし私は建築の空間設計で“何か出来る”と考えています。
その「癒しの空間創り」に大切なことは患者心理に立っていろいろな角度からデザインすることだと思っています。
それに出来るだけ自然の光や緑を取り入れること、プライバシーを考慮すること、そして美しいことです。
  床・壁・天井・戸棚・机・ソファにいたる全てをコーディネートされた統一感のある心地よい色彩の空間、そして騒音を打ち消し、緊張を和らげる音楽や水の音は居るだけで癒されるものです。
また照明デザインも大きな要素と考えます。適度な照度配置をする事で遠近感や立体感が得られます。間接照明は輝度の無い柔らかな光を作るだけでなく豊かな空間を創造します。そしてこれらの要素をうまくデザインすることが「癒しの空間創り」そのものであると思います。
  今や患者のプライバシー保護や待ち時間を過小評価するようなインテリアのデザインは病医院建築の大切な一つです。それは患者の満足感になりリラックスそのものなのです。ストレスが原因とされる患者にとっては特に大切なことと思われます。
  設計の際は受付・待合・中待ちの空間、そして診療ブースを一連の診療行為の一部として捉えることにしています。健康と病気のさかいが判然としない今日の“こころの病“は個と家と社会のあらゆる接点の歪みから起こるフラストレーションとストレスが原因と言われます。
  病医院のみならず、多くの出会いの場や街そのものが癒しの空間でありたいものです。その新しい空間創りの一翼を担う“風” としてここに提案します。