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大内のひとりごと

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東京駅     2012/12/29
全面改修工事が終わって、建設時の形に戻った東京駅。丸ビル・新丸ビルそして中央郵便局と、次々に東京駅周辺の東京の表玄関の顔が高層ビルに生まれ代わって、最後の東京駅の工事が終わった!
以前の建築基準法の高さ制限である100尺:33mに揃ったスカイラインはそれなりにキレイで、整然とした落ち着きが感じられました。その高さ制限が無くなって、高層ビルになったけれども、それぞれが高さとデザインを競うだけで、何も感じない街に成ってしまった。効率を考えると結果がそうなるのだろうけど、ニューヨークの一部を持って来たかのようだ。夜の東京駅とその改札口ホールの天井、そして丸ビルと新丸ビルの夜景です。

奈良(その3)     2012/12/27
幕末から昭和にかけての偉人を取り上げたら右に出る作家が居ないと云われた司馬遼太郎の住いの一部に建てられた「司馬遼太郎記念館」は、厳密には奈良では無く、東大阪市にあります。敷地に植えられた雑木が
冬の日差しを受けて、建物の壁に投影されたかのようにくっきりと映えていました。建築家:安藤忠雄の技と云うかロマンティスト的な所なのかも知れません。
「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「街道をゆく」など日本人ならどれかは読んだに違いないと思えるほどの名作・傑作を書いた作家です。歴史物を書くときは、神田の古本屋の関係書類を全て買ってしまったというエピソードが有るくらいに、徹底した調査をして裏付けのある内容にしたそうです。蔵書は4万冊とも云いますから、ちょっとした市立図書館位の蔵書になります。
新聞記者出身であるが故かも知れません。

ブータン(14)     2012/12/20
ブータンへの観光客が年々増えているらしい!
国際標準ホテルが皆無だったブータンにも素晴らしいホテルが出来たという事で三日目と四日目はそのホテルを予約しました。空港の有るパロの郊外にある、
ジワリンホテルです。ブータンの伝統工法を模したとされるデザインが外部からインテリアの細部まで徹底されていました。ホテル・オブ・ザ・イヤーに輝いたデラックスホテルです。コテージ風の配置で心地よい中庭を囲んだ一棟6室が単位で6棟そして本館から成っていました。ホテルの値段は不思議なことに、その国の貨幣価値とは関係無きかのように、似た金額なのです。少し高級だと4〜6万円/一泊、上をみたらきりがなく・・・安くても1万円前後なのですよね?
現地のスタッフの給料は、現地単価なはずですから、経営者がいかに儲けているか!ということに成ります。ブータンの人・街・国も数年後にはあらゆる面で変わって来るものと思う。

イチョウ     2012/12/16
秋も深まってイチョウの葉が舞っています。
事務所の窓越しに「イチョウの舞」の最盛期です。
私の机から写真のような景色が見えます。引っ越す前の6階ですとイチョウの樹の上の部分が見えるだけでしたが、4階ななったら正面に見えるのです。思わぬプレゼントと思える眺めはキレイで飽きないものです。
向かいの超高層ビルのガラスに反射した西日も入って、一日に2度も日差しが入ります。街のど真ん中とは思えない現象を楽しんでいます。

浅草     2012/12/16
長く、東京の観光名所として名を馳せている浅草もこのところ超高層ビルにお株を奪われていましたが、634mという超高い塔:東京スカイツリーが完成してからは連日賑わっているようです。街並みの保存とか江戸情緒復活などの努力無しに、浅草寺一か所に頼って来たのが原因と思います。神谷バー・松屋デパートなどが古き時代を思わせるだけでした。スカイツリーと共に、隈研吾設計による浅草文化観光センターは新しい中にも日本的要素を表現した建築が完成して、浅草の新しい顔が加わりました。建築は観光地に限らず、しっかり建てて、きちんと使い続けることが大切であることを改めて考えさせられた「浅草の建築」です。建物の持ち主だけでなく、設計者も近隣も一体となって街並みを考えた建築を創って行きたいものです。

ブータン(13)     2012/12/12
ブータンの人々の多くは敬虔な仏教徒です。国内に2000もの寺院があり、霊が宿っているといわれる山の峠には祈りの旗(プレイヤーフラック)と言われるカラフルな旗が翻っています。その一枚一枚にはお経が書き込まれています。風がひと吹きする毎に、お経を一回唱えたことになるそうです。また寺院には必ず魔尼車(まにぐるま)が有り、やはり一回まわすことでお経を一回唱えたことになるそうです。大きなゾンには大きな魔尼車があります。仏教の大らかさの表れとも思えます。時には「無」になって鬼尼車を回すのも良いかも?と思いました。

ブータン(12)     2012/12/10
ブータンの国家としての収入の多くは、観光と水力発電による電気をインドに売って外貨を稼いでいることです。道路を始め、インフラの整備は始まったばかりです。山々の景色とゾンと呼ばれる寺院をはじめとする歴史的建造物だけでも十分観光の魅力があります。
国を挙げて、観光に力を入れているのが解ります。
街の所々にゴミ入れがあります。郵便ポストも世界共通かも?そして野生の犬を沢山います。何もかも「ホッ」とするものが多いのです!

アートボランテア(12月)     2012/12/10
今年も師走に成りました。速い早い・・・一年が早い!今年最後のアートボランティアはパステルで正月料理食材の一つである「クワイ」を描きました。
実際に手に取っていただいて、良く観察してから、感じた色を次々と重ね塗りをし、指で押し伸ばしたり、割り箸で引っかいたりして個性的な作品が出来上がりました。年が明けて2日に100歳を迎える人も真剣に描いていました。台紙に貼って完成です。
一年ぶりに参加した人とも懐かしさで話も弾みました。皆さん元気でした。来年も一緒に楽しみたいと思います。

奈良(その2)     2012/12/07
唐招提寺とは同じ駅にある薬師寺です。
中学の修学旅行の時は西塔が無く、塔の基壇中央にある芯柱の下のくぼみにたまった水に映る東塔を観た記憶が蘇りました。しかし現在はその東塔が修理中でした。西塔は10余年前?に宮大工の西岡氏が創ったのですが、東塔は既存の材料を生かしての修理なそうです。金堂に向かって両側に塔が配置されるのは珍しい伽藍配置である!と学んだことも思い出しましたが、両塔を観れるのは6年後なそうです。元気で観に行けると好いのですが・・・それにしても、唐招提寺と比べて、あまりにも派手な色が気に成りました。しかし、これが「本来の色」との説明を聞いて、複雑な気分で薬師寺を後にしました。

奈良(その1)     2012/12/07
古都奈良の古寺を見てきました。修学旅行以来1〜2度行った位で、なかなか機会が無かったのですが、近くでの仕事のついでに訪れました。晩秋の境内は静かで、「一人でもったいない」時間でした。最初に唐招提寺です。創建は759年と言いますから1250年前になります。鑑真和上が中国から、当時としては大変難しい航海を5度の失敗を経て、日本へ渡って来たのです。
戒律の道場としての建築群は、世界遺産に指定されています。金堂正面の列柱はギリシャの神殿に見られるエンタシスになっています。シルクロードを経て伝わったのか?そして宝蔵の校倉様式も金堂の屋根に載る鴟尾(しび)もシンプルで素晴らしい!改めて、先代の創造力と技術には圧倒されました。

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